エアライン受験対策

客室乗務員になるためには英語は必要?外資系・日系エアラインで求められる英語力とおすすめの勉強法

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客室乗務員になるためには英語は必要?外資系・日系エアラインで求められる英語力とおすすめの勉強法

客室乗務員といえば、日本国内に限らずに世界各地飛び回る職業です。

客室乗務員になるには英語は必ずついてくるものです。英会話ができれば客室乗務員になれるのか、採用試験では英語力はどのように試されているのでしょう。

エアライン業界で求められる英語力をご紹介していきましょう。

1.客室乗務員になるには英語は必須?

客室乗務員になるには、各航空会社の採用試験を受験しなければなりません。

各航空会社の募集要項には、受験資格である英語の試験のスコアレベルが記載されています。

エアライン受験時に必要な英語力

2016年ぐらいまでは英検2級以上の英語力と募集要項に記載されている航空会社がありました。しかし、現在では主にTOEICという英語試験を基準に募集をしています。

主な航空会社の募集要項の英語スコアレベル

TOEICスコア

  • 国内の航空会社:600点以上
  • 外資系航空会社:800点以上

*各航空会社によって若干の違いがありますので、受験する航空会社の募集要項で確認してみましょう。おおよそ国内の航空会社は600点以上、外資系航空会社は800点以上を目安にして英語のスコアを習得しておく必要があります。

英検「TOEIC600点程度以上、または同程度の英語力を有していること」と記載されていれば、英検2級程度あれば受験可能です。

スカイマークでは「TOEIC600点程度の英語力があれば望ましい。」と記載されているので、600点はスコアが足りないのだけど受験できないと諦めることなく、エントリーすることはできます。

ANA募集要領

スカイマーク

客室乗務員になってから英語力はどのぐらい求められる?

客室乗務員に採用されてからの英語力は実際にはどの程度必要でしょう。

国内航空会社

国内の航空会社では外国人のお客様が搭乗されている時に、英語を使うことがあります。日本人のお客様がほとんどの場合は、主に使用する言語は日本語になります。そのため、日本語を使用したコミュニケーション能力が需要になります。

機内で使用する基本的な英会話や英語のアナウンスを入れる英語力は必要ではありますが、国内の航空会社で勤務する場合、現場では英語力よりも美しい日本語を話せるほうが求められてきます。

日本語であっても英語であっても、心のこもった言動でのコミュニケーション能力が大切です。日本語でコミュニケーションが苦手な人は、英語でのコミュニケーションはさらに難しくなります。まずは、きちんとした美しい日本語で会話ができるようになりましょう。

外資系航空会社

外資系航空会社で、ベース基地が海外にある場合の英語力は国内の航空会社に勤務する以上に高いレベルの英語力が必要です。

職場でも日常生活でも不憫なく生活できる英語力が必須になります。外資系航空会社で日本のベース基地所属であっても、同僚とコミュニケーションを英語でしなければなりません。そのためTOEICスコア800点以上を目安に高い英語力が必要となるのです。

しかし、スコアの点数が良くても根本的なコミュニケーション能力が欠けていると、仕事が難しくなります。積極的に人とコミュニケーション取れるよう、英語力とともに向上させていきましょう。

日系でも外資系でも英語は必要でありますが、どの程度の違いの英語力が必要かというと、「日本で生活するか?」「海外で生活するか?」を基準にして考えてみましょう。おのずと外資系では高い英語力が不可欠であることがわかります。

しかし、近年では多くの外国人の旅行客が日本を訪れています。国内線であっても今まで以上に機内で英語を使う場面も増えています。また、英語以外の言語を話せることで、より多くの外国のお客様により良いサービスを提供できることになるのです。ぜひ、色々な言語を学んでみましょう。

英語以外の外国語もできるとプラス

客室乗務員採用の募集要項では、主に英語能力について記載されています。しかし、世界には様々な言語が存在します。あなたが受験したい航空会社の母国語は学んでおくと強みになります。

エアフランスであれば、フランス語。エアチャイナなど中国系航空会社なら中国語。大韓航空などの韓国系なら韓国語など、航空会社の母国語を話せることは、採用時の強みにもなり、採用後の職場でのコミュニケーションにも大いに役立ちます。

2.英語以外に求められる能力

それでは、英語以外で客室乗務員に求められる資格や技能などはあるのでしょうか?

客室乗務員といえば、接客と保安要員としての役割が主な業務です。そこで客室乗務員として役立つ資格をいくつか紹介しましょう。

赤十字救急法救急員資格

心肺蘇生法やAEDの使用法、気道異物除去などの一次救命処置の仕方を学べる資格です。機内で急病人が発生した時などには役立つ資格です。

基礎講習

手当の基本、人工呼吸や心臓マッサージ方法、AED(自動体外式除細動器)の使用法など習得できます。

救急員養成講習

日常生活における事故防止や止血の仕方、包帯の使い方、骨折時の固定、運搬、災害時の心得についての知識や技術を習得できます。

参考:http://www.jrc.or.jp/activity/study/kind/emergency/

手話技能検定

お客様の中には手話を必要とされる方もご登場されます。筆談をすることもありますが、手話でコミュニケーションとれると、よりスムーズにお客様のご要望にお応えすることができます。

参考:http://www.shuwaken.org/

サービス接遇検定

接客のプロとして活躍する客室乗務員。よりよいサービスの向上を目指すために役立つ資格がこのサービス接遇検定です。サービスに対する心構えや顧客心理、対応の技術、言葉遣い、立居振る舞いなどを学ぶ接客マナー検定試験です。

参考:http://jitsumu-kentei.jp/SV/index

3.英語力のために海外留学は必要か?

英語力アップといえば、語学留学!そんなイメージがあります。海外留学をすれば、日本にいるよりも英語に触れることが多くなるので、英語力は多少アップします。

しかし、留学中に現地にいる日本人としか話しておらず、全く英語が身につかなかったという話も耳にします。反対に留学はしていなくても、TOEICスコア800点以上習得する人もたくさんいます。留学してもしなくても、努力次第で英語力はアップすることはできるはずです。

一方で、留学を経験して英語力などを大幅に伸ばすることができたり、ヒアリング力を上げることができた、留学先で日本ではできない体験をした、といったプラスの要素があれば、受験時のPR材料にすることもできると思います。

4.おすすめの英語勉強法

それでは英語力アップの英語勉強法をあげてみましょう。

苦手意識を払拭しよう

まず、あなたの中に英語に対する拒絶反応や苦手意識があるのなら、それを払拭することが英語上達の第一歩になります。日本語でコミュニケーションをとることが苦手な人はいますが、日本語に苦手意識がある人はあまりいません。英語も日本語と同じ人間の言語です。

英語が苦手だと思っている人であっても、日常生活において意識している以上に英語を使っています。例えば、「ちょっとストップして!」とか「コーヒーにミルク入れて。」とか。日本語の中にいとも簡単に英語を使用しているのです。

その延長上に英語力を身につけると意識をしてみるよといでしょう。

自分の弱点を把握する

あなたの英語の弱点を把握してみましょう。例えば、冠詞に弱い。関係代名詞が難しい。など、具体的にどのような時につまずくのかを自覚することが大事です。弱点を整理できれば、その弱点対策をして学んでいけばよいのです。

基本的な反復学習が一番効率的

英語の学習では、やはり基本的な反復学習が遠回りのようで一番効果的です。

リスニング

簡単に聞ける英語を大量に聞き、レベルを上げるときはいったんじっくり聞きます。その後だんだんスピードをあげ、そのレベルの英語を大量に聞きます。レベルアップするときに大事なことは語彙力を増やすことです。その作業を繰り返しながら、レベルアップをしていきます。

スピーキング

まずは自分の得意なフレーズを少しずつ増やしていきます。例えば「Thank you」「How are you?」など簡単に言えるプレーズをドンドン増やしていきましょう。考えずに決まり文句のように言えるフレーズを増やすことで条件反射的に英語を話すことができるようになります。

リーディング

簡単な絵本から初めてみましょう。日本語を学ぶときに、簡単な絵本を幼児から読んで学んでいたように、英語も絵本から読むのをおすすめします。絵本のレベルを少しずつあげていきます。シャーロックホームズなどの推理小説を英書で読むと、先を知りたくて読むペースが速くなってきます。

英語力は求められるが、CAに求められることを考えて生活していこう

客室乗務員になるためには、英語は不可欠です。英語に自信がないから受験できないと思っている人でも、募集要項に英語の基準が記載されていない場合は受験することができます。

応募時に英語のスコアが足りていなくても、航空会社の英語の試験で合格ラインをクリアすれば客室乗務員になれます。最後まで諦めることなく、英語力アップを目指していきましょう。

また、客室乗務員に必要な素質は英語だけではありません。あなたが目指す客室乗務員になるには何が必要かを考え、日々あなた自身を向上させていきましょう。

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