エアライン受験は一瞬で決まると言われています。なぜだか分かりますか?一度面接官の立場になってみましょう。朝から晩まで多くの受験者と会い、一人あたりたった数分の面接で会うのみ。中身まできちんと見る余裕はなく、その場で合否を決めないととても処理しきれません。

その基準は第一印象。エントリーシートの内容や面接での内容ももちろんとても重要ですが、最終選考まで残るためには、「印象」もとても重要なポイントであると言えます。外資系を検討している場合はそれが特に顕著で、名前すら言わせてもらえないまま不合格となることもあります。

エアラインの特性上、お客様との接点はほんの一瞬です。第一印象が悪いと、それを解消するのは至難の業。良い印象を受け、さらにお客様の心に残る。これが理想です。同じように面接でも、一瞬で面接官の心を打つような、そんなインパクトが必要なのです。

実は嫌われる?シニヨン

印象に残る方法として、一番有名で簡単にできることと言えば、髪型を変えることです。エアラインを目指す人にとって、面接時は現役CAと同じ恰好をすることがお馴染みとなっています。

実際に面接会場へ行くと分かりますが、ほとんどの人が同じ髪型、スーツ、メイクでやってきます。エアラインスクールやインターネットでの口コミの影響もあるのか、髪が長い人は当然のようにシニョンにする人が多いですよね。

これは一説によると、うなじをチェックするためだそうです。昔はうなじチェックが行われていたという話も聞いたことがありますが、CAになるとシニヨンが必須。あまりいないと思いますが、タトゥーなどを入れていたら印象が悪いですよね。

相対的に見て、シニョンばかりの中に違う髪型の人がいたら目立ちますよね。実際にはそんなことはないのですが、シニョンよりもハーフアップの人のほうが少ないので印象に残りやすいのは確かです。ましてやショートカットであれば少数派なのでかなり目立ちます。

新卒ならではのフレッシュさ、自社のカラーに染めやすい素直さもシニヨンよりハーフアップやショートカットのほうが伝わりやすいです。

笑顔と親しみやすさ

面接官の心に残る良い印象とは、どんなものだと思いますか?エアラインの面接官は男性と女性どちらもいることがほとんどです。お客様の性別も年齢も様々のため、万人受けをすることが重要です。

笑顔と親しみやすさ。よくエアライン受験では聞く言葉ですが、一般的には両親や祖父母など自分よりもかなり上の世代から、素敵な人!と言われる雰囲気を出せば◎と言われています。

これは接客業全般に言えることですが、お客様に「何となく嫌だな」と思われるような人はいらないのです。具体的にイメージできていないという人は、ホテルやレストランで働いている人を参考にしてみるといいでしょう。良いお手本が出来たら、少しでも近づけるように鏡の前で研究してみてくださいね。

発言でもインパクトは必要

ここまでは外見に関わることを紹介してきましたが、もちろん発言内容も大切です。できるだけコンパクトに、的を射た発言を心がけましょう。

特に自己アピールは、自分を売り込む大チャンス。自身のセールスポイントを抑えたキャッチフレーズなどを用い、○○の子。というくらい印象に残れば◎です。

最後に

誰でも緊張するのが面接。実力が出せず、悔しい思いをすることもあるでしょう。しかし何事も程よい緊張は必要です。場慣れという言葉もあるように、数を重ねれば自然と慣れてくるもの。しっかりと準備をしたら、後は自然体で臨んでください。

面接は評価を受ける場ではなく、会社と自分とのマッチングの場です。不合格を恐れるのではなく、自分に合う企業を見極めるくらいの気持ちで受けましょう!

 

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